2016-05-10 第190回国会 参議院 厚生労働委員会 第18号
無給医局員というのがいっぱいいた頃の話ですから。それでも厚生年金でした。ただし、月末の雇用形態で決まるので、三月三十一日は雇用されておりませんから、一日だけの関係で三月は国民年金になるということで、毎年一回未納の月が出るという問題がありました。これはそういう仕組みで、仕組みの問題なんだと私、何度も言いましたが、足立は未納があったと言われました。 今、これ変わっているんでしょうか。
無給医局員というのがいっぱいいた頃の話ですから。それでも厚生年金でした。ただし、月末の雇用形態で決まるので、三月三十一日は雇用されておりませんから、一日だけの関係で三月は国民年金になるということで、毎年一回未納の月が出るという問題がありました。これはそういう仕組みで、仕組みの問題なんだと私、何度も言いましたが、足立は未納があったと言われました。 今、これ変わっているんでしょうか。
昔の無給医局員みたいな人が膨大に存在する。
それは何かというと、私のような無給医局員がいて、その無給医局員に対して、無給医局員というのは金を大学から一円ももらっていない人間がいるわけです。それをそのまましておくのはおかしいので、何らかの形で合法化しましょうといって大学院の制度が僕は導入されたというふうに私たちは認識しております。
無給医局員をどうするかという議論になって、たしか大学院大学という形でもう身分の保障、身分というか、そういう身分にしてしまって、これは研究するという大義名分を付けていますが、実際のところはどういうことから起こっているのかといえば、その大学病院そのものがその人たちに対して給料を支払えないからなんじゃないのかなと、私は個人的にそう思っています。
先週、私も大学院生そして大学の無給医局員の時代に国民年金を支払っておりませんでした、その責任を取りまして特別委員長を辞任いたしました。今回は一兵卒に戻って年金の議論に参加させていただきたい。委員長の職にありまして、今年はこういう場に一度も立っておりません。今年初めての質問でございます。是非よろしくお願いいたします。
その中で、私は、国会議員になってから国民年金はきちんと支払っておりましたが、大学病院勤務時代、無給医局員のとき、そして大学院生のときに、国民年金未加入で未納でございました。 今回は、その責任を取るとともに、もう一つは、けじめを付けた上で、今の年金制度の在り方を抜本的に改革するために国会できちんとした議論に参加したいという思いで、今回は辞めさせていただくことにいたしました。
特に、無給医局員で苦しんでいる人たちも今度いますので、もちろん研修医の問題も大事なんですけれども、無給医局員をどうするかということもこれから議論していかなきゃいけないわけです。
私たちの立場からは財源がどこの財源を使おうがそれは関係ございませんが、研修するために指定病院等々で行う場合には、その費用の保障、それから研修医に対しても身分の保障、これは給与だけじゃなくて、私も卒業してしばらくの間は無給医局員みたいなことでやってまいりましたけれども、実際は保険とかいろんなそういう社会保障ですか、全くないんですね。そういう中でやってきました。
したがって、これでいままでの無給医局員制度であるとか、あるいはまた徒弟制度それ自体が見直されるようになった。 しかし、それは一つの進歩でございましょう。進歩ではあるけれども、一方において徒弟制度のもとに持っておったいいところ、すなわち、あの医局の中で医の倫理というものを先輩あるいは教授からたたき込まれていくその姿が乏しくなってきている。
無給医局員であるとか、あるいは医局であるとか、そういうことで私どもは教わってまいりました。しかし、それがいま崩れてしまっているのです。でありますから、それにかわるべき何らかのチャンスをつくらなければいかぬのではないかというのが私の考え方なんです。あなたも法曹界に長いことおられた方で、生命の尊厳さというものを常に考えながらやられる職業でもあろうと私は思います。
さらに、医療そのもの、あるいは医療のサービスそのものにつきましても、従来無給医局員と呼ばれる者は、研究生、専攻生などとして授業料を徴収した上研究、診療に従事をさせているもののほか、学内における身分が不明確な状態のままに診療にも従事させていたわけでございますが、こうしたことが診療上の責任の所在や処遇が非常に問題になってくる例が多いものでございますから、昭和四十二年度に臨床研究医の制度を設けまして、教官以外
それからまた、かつて無給医局員であった者が有給になったこともありますが、定員法に縛られるために看護婦さんの定員が不十分である。したがって、東大病院などは千四十ベッドのうち六百ベッドばかりは遊んでおる。東京医科歯科大学は七百ベッドのうち四百ベッド遊んでおる。こんなようなことがほんとうに資源のむだを来たして赤字になっておると聞くのですが、こういった点をどういうふうに考えられるか。
無給医局員は置かぬ制度になっておりますから、自然違うところに行かざるを得ないという現状が出てまいっておるのであります。あの医師法改正当時、私も参画いたしましたけれども、当時は、研修をしたい人がたくさんおれば、それには全部診療報酬金は出します、こういうお約束であったのであります。
それから無給医局員の問題は、漸次必要な研修医等につきましてはこれを有給にし、そしてまた、場合によってはこれを将来は定員化していくというようなことが必要ではないかというふうに思いますし、また、何か慣行的には、お金は要らないけれども自分はひとつ研究をしたいのだ、だから医局員として認めてもらいたい、こういうことになる。
それから私立医大の付属病院が無理をしているのは、もう一つ無給医局員の問題、私はこれがあると思うのです、こんなようなことで、はたして国公私立の間のバランスがとれるかどうか。ひとつこれからの認可基準、あるいは医学部の拡張の問題、非常に関係がございますので、大臣お答えを願いたい。
○政府委員(村山松雄君) 大学病院におられる医師免許証を有した方、つまり従前の無給医局員という方はどういうつもりで大学病院におられるか、必ずしも一様でございませんが、まあ大ざっぱに概括いたしますと、一つは自分自身の研究、修練のためであります。
○政府委員(村山松雄君) 御指摘のように、大学病院には長年慣行として無給医局員というものが存在しておったわけであります。
○和田静夫君 そこで、そういう状態というのは、いわゆる無給医局員の存在ですね、無給医局員の存在を前提にしないということでは考えられないことでしょう。したがって、それは各所で指摘をされているわけですね。そこで文部大臣にお聞きをいたしますが、文部省は各地に起こる大学病院紛争に触発をされてか、いわゆる無給医局員というものを国家公務員の一般職の非常勤職員、こういう扱いに予算措置をされた。
何年かの無給医局員というようなことを考えれば、それだけでも金がかかる。だからこそ国立に入れなければならない。それを私学にあまり依存していいのか。また、お医者さんはたいへん投資をする。そういう膨大な入学金なり寄付金を出すから、その投資を回収しようとすることから、医師に対するいろいろな疑惑を国民が持っていることも事実でしょう。
さらに無給医局員といわれたものを本年度におきましては非常勤医師というふうにはっきりいたしまして、この手当にいたしましても、月額四万二千五百円。昨年は三万五千円で、この昨年の三万五千円の千八百人の人員に対しましては、かなり消化をしたように思います。
それよりも、彼ら無給医局員の諸君あるいは研究者の諸君が言っておるのは、これはそうじゃない、現在の大学制度、特に医学部における封建制のかたまり、これを打破して自由に研究ができ、日本の学術の進歩のためには改革しなければならないという意気に燃えて彼らは動いておると私は考えるものです。
○村山(松)政府委員 診療担当のいわゆる無給医局員に対します診療協力謝金、これは前年度の分でありますが、日額単価で計算いたしまして、仕事をした日数に応じまして計算して、毎月分を翌月支給するというやり方をしております。
同時に、無給医局員を非常勤職員としてこのたび文部省は予算化されております。この数を三千三百名にしておるようでありますが、この三千三百にしたことにつきまして、私はいままでよりはある程度前進だということを認めざるを得ないのであります。
それから、林医師というのは、当時無給医局員のはずです。といいますのは、大学院の学生に、なくなったあくる日発命しておるはずです。でありますから、当然これは無給医局員のはずです。この林医師に対して、どういう処置をとられたのか。 それから第三番目にお聞きしたいのは、なくなられた二名の患者さんに対して、一体どういう処置をとられておるのか。
これがいわゆる無給医局員という形で多年行なわれておるわけでありまして、この制度、慣行につきましていろいろな問題、批判はございますが、現在のところいろいろ改善の意見はまた一方において出されておりますが、そういう形で多年無給医局員というものが存在する。
○村山説明員 いわゆる無給医局員は、文字どおり長年無給で勤務しておったわけでありますが、こういうことではよくないという議論が起こりまして、昨年来、無給医局員に対しまして大学病院で診療に従事させる場合には、これに一種の報酬を謝金という形で支払うことといたしております。謝金の単価といたしましては、たしか月額三万五千円程度を支払うようになっております。
ですからインターン、無給医局員など、そういう制度が、まだそのままお金もやらずに奈良朝時代の奴隷制度が続いております。 それから先ほど、大先生がいばって、その次が金魚のうんこのように続くというお話がありましたが、そういう純風美俗がございました。しかし、看護婦さんを女中のように取り扱っていた日本でございますから、看護婦さんの待遇がいかに劣悪であるか。
診療機関としての大学付属病院の中にあって、その診療機能の七、八〇%を果たしつつある無給医局員が、研修の名において徒弟的労働をしいられ、長い抑圧の中で、大きな起爆力としての不満を圧縮しつつあることは、すでに私が一昨年の予算委員会で指摘したところであります。